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2007年01月26日

●春、バーニーズで

[あとで読む]

吉田修一の短編集「春、バーニーズで」を読んだ。
haru-barneys.jpg

さらっと1時間前後で読める一冊。

初めて読んだ吉田修一は「パークライフ」。
続いて、「パレード」を。
「春、バーニーズで」は私にとって3冊目の吉田修一。

吉田修一の描く人物はどれも、とてもインテリジェント。
他人との距離感、さらに自身を客観的に見つめる、自身への距離感があるから。
そして、良い意味で生命力が薄い。
情欲が浅いというか。淡々としているというか。

それでいて、すこしずつ狂っているところとか、人間の危うさとか、居心地の悪さとか、
そいういうものが感じられて面白いと思う。
読後感が、なんだか爽快じゃないのだ。
計算された、不思議な違和感を、私はとても気に入っている。

「夫婦の悪戯」という話が、ちょっとブラックで面白かった。
ピリリと上質な黒胡椒みたいなイメージ。

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ところで、ネットで検索してみたら、
これはWOWOWでドラマ化されているみたい。

幸せなはずの平凡な日常に訪れる「危うい」ひととき。
wowow.jpg

キャスト的にもストーリー的にも、ぜひ見てみたい。


主人公「筒井」を演じる俳優の西島秀俊
「あすなろ白書」や「悪魔のキス」の頃から、結構好きな俳優だ。
先日も映画「大奥」で歌舞伎役者役を見て思ったけれど、
あの憂いをたたえた無表情さがたまらない!

nishijima.jpg

コメント

こんにちは。
最近はこちらで日記なのですね。
私もmovable type使ってみようかな。。

吉田修一、私も好きです。
↑のcisちゃんの文は吉田修一の良さをうまく説明してるね。
特にこの作品はセレブ感が漂ってるから、「嫌味な感じがする」とかも言われてそうだけどね^^;

おおmiwacciちん、いらっしゃい!

>「嫌味な感じがする」とかも言われそう
ふふふ 確かにね~

まだまだ工事中なので大々的にアピールしてないんだけど、
Webの勉強も兼ねてひっそりとこちらで開業しています。
だんだん某巨大SNSだと人の反応とかを気にしてしまう自分がいて、、、。

movable typeは拡張性高いのに割と気軽に使えるのでよいよ~

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